WEB町長室

一杯の温かいコーヒーから見えるもの

2012年12月27日

コーヒー店スターバックスでの逸話です。

ある日、お店の前で交通事故が起きてしまった。
お店の窓越しには、ドライバーの主婦の方が慌てふためいているのが見える。
警察に電話をして、震えながら到着を待っているようだ。

それを見たアルバイトの従業員はお店を飛び出し、事故を起こした女性に、
そっと一杯のコーヒーを差し出した。
「ぞうぞ、これを飲んで心を落ち着けてください」と笑顔で。
気が動転していた女性は、思わず笑顔で受け取ってくれた。

スターバックスでは、接客マニュアルがないそうです。
逆にマニュアルがあると、アルバイトの行為はマニュアルに書いていない
ことなので、温かい一杯のコーヒーを出すことはできなかったでしょう。

ここで大切なことは、企業は何のために存在するのかということです。
もちろん、役場の存在価値も同じであります。