WEB町長室

何事も勢いが大切

2013年8月8日

今週日曜日、北海道日本ハムファイターズの招待により町民100人と一緒に札幌ドームで行われた、北海道日本ハムファイターズ対楽天の試合観戦に行ってきました。
朝5時と少し早い出発でありましたが、北海道日本ハムファイターズで手配したバスが3台ということもあり、車中はゆったりでした。

札幌ドームに着きますと、招待ということもあって、練習風景を見た後に武田勝選手を囲んでの写真撮影。
招待された町民には説明していませんでしたので、皆さん大満足でした。

試合が始まってすぐに、球団社長がわざわざ挨拶に来てくれました。
その時社長からは、「負けが続いて申し訳ありません」というコメントでしたが、今日は勝つだろうと思っていましたので、「いやいや、今日は大丈夫ですよ」というコメントを返しました。

序盤は、どちらも譲らないいい試合運びでありましたが、中盤、思いもかけない楽天選手による二塁打の集中砲火。
そしてこれがまた、二塁打の日本新記録というおまけもついてしまいました。
観戦していて、この回を終えることができるのだろうかという錯覚に襲われました。

結果的に、14対4という大差で楽天の勝利。

腹が立つやら情けないやらの帰途でありましたが、午後10時上ノ国町に無事到着いたしました。

ところが、一昨日の日ハム対西部戦では、13対1と日ハムの大勝利。(昨日は、まさかの逆転負けしましたが)
北海道日本ハムファイターズ打線が爆発したようですが、私には楽天戦の鬱憤晴らしのように思えました

そこで、自分なりに楽天との試合を振り返ってみますと、点数では大差がつきましたが、北海道日本ハムファイターズにも逆転のチャンスは何回も訪れていました。

点数で押されていたとはいえ、北海道日本ハムファイターズ選手もランナーをおいて2塁打クラスを打つわけでありますが、なぜか、打球は相手選手の真ん前に飛んでいき難なくキャッチされてしまいます。

そのような場面が何回もあり、そのたびに「あ~あ」という会場全体のため息。

逆に、楽天選手の打球はなぜか外野手のいないところ目がけて飛んでいくわけであり、それが楽天選手に勢いをつけ、勝ちの流れをつくってしまったようです。

しかし、この勢いというのは試合ばかりでありません。

行政にも当てはまります。

町行政でも、どんな施策展開しても成果が出ないときは、町全体に諦めムードが蔓延します。
そのようなときは、どんな手段を講じても期待した成果を出すことは至難の業であります。

やはり、勝ちムード、上昇ムードが必要であります。

上ノ国町は昨年より、農業、漁業、中小企業の三分野で他町にない施策を展開してきておりますが、その成果が徐々に浸透してきているように感じることができるようになりました。

このようなときこそ、この勢いを絶やさないような施策展開を、一気呵成に推進していくことが大切だろうと感じております。