WEB町長室

行政にもユニクロイズムを

2009年12月9日

国内のアパレル業界で一人勝ちを続けているユニクロが、中国でも大盛況のようであります。
このユニクロの快進撃の源は、単にテクニックだけでなく、社員に飽くなき成長を促す「ユニクロイズム」だと言われております。
「ユニクロイズム」とは、「リスクを取って挑戦し、失敗したらすぐ軌道修正していくことの繰り返しでしか、チャンスはものにできない」ということでありますが、この「ユニクロイズム」、アパレル業界や経済界ばかりでなく、私たち行政にも取り入れることのできるものであります。
国内経済が疲弊し町財政も厳しいなかでは、私たちの発想も何となく萎縮してしまいがちでありますが、しかし、何か事を起こさないことには前進できません。
ただし、それにはそれ相当のリスクがつきものであり、当然、失敗する恐れもありますが、それを怖がっていては活路を見いだすことはできません。
残念ながら、現在のところ過疎化や少子高齢化を止める有効手段を見いだせておりませんが、そのような現状だからこそ、行政も「ユニクロイズム」を再認識することが必要かと思っております。