WEB町長室

部下が決断を仰ぐ三つのパターン

2009年8月6日

トップの仕事で一番きついことは、決断することです。
もちろん、決断する際には相当な労力と智力を要しますが、通常、部下が上司に判断を仰ぐ際、次の三つのパターンがあるといわれております。
一番困るのは、何かことが起きたときに、ただ「どうしますか?」と決断を迫られることです。
当然、トップは全体を把握しておりますが、細部についての知識や情報量は担当者より劣ります。
そのようななかで決断しなければならないので、「どうしますか?」では、正直、自信を持った決断ができません。
次に、「A案とB案がありますが、どちらにしますか?」。
これについては、AかBを選ぶだけですから、ただ漠然と決断を迫られるよりは楽でありますが、それでも、決断する際の情報量等は不足しておりますので、正しい決断は難しいと考えられます。
一番望ましいのは、「A,B,Cの三つの案がありますが、私はC案でいきたいです。その根拠は・・・」。
こうなると、自信を持って決断できます。
また、決断する者として、たとえ間違った決断だったとしても悔いは残りません。