かみのくにトピックス

エゾ地の火まつり、夏を染める

2016年8月22日

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 8月14日、上ノ国の夏を彩る一大イベント「エゾ地の火まつり」が今年も上ノ国小学校グラウンドにて開催されました。
 夏の日差しが照り付けるなか、開会の挨拶とともに始まった火まつり昼の部は、ドリカムのそっくりさん芸人『吉田みゃあ』さんのものまねライブが先陣を切ってスタートし、本物と見間違い聞き間違うほどのライブパフォーマンスが展開され、ステージには会場で配られたカミゴン団扇をサイリウムに見立てて振る観客が集まるなど、盛り上がりを見せていました。
 そして、毎年恒例となっている昼の部最大のイベント「真夏のクイズまつり」にも、豪華景品を求めて大勢がステージ前に集結し、出題される様々なクイズに挑戦しました。
 そのなかで、去年に引き続きエゾ地の火まつりの地縛霊と称する妖怪『ジバさん』が登場し、新たに現れた謎のモンスター『カミンゴ』と相撲対決を繰り広げるなど、オリジナルキャラクターが先の読めないクイズを出題してを盛り上げるの様子は見応え抜群です。
 また、少年団チームなどが多数参加して熱く競い合った『2016水合戦選手権U-12』や帰省客の参加が目立った『よせてあててゲート&パーク』など、夏の日差しの下で様々な催しと勝負が繰り広げられました。
 そのような中、会場の外で特別巡行を行っていた大留・北村・上ノ国地区の山車が、会場に集結して祭り囃子を披露。
 夜の部が始まると、会場でスケボー等の体験会を行っていた『ダイヤモンドランプ』によるスケートショーが行われ、ステージでは今年の第25回YOSAKOIソーラン祭りファイナルで優秀賞を獲得した「北海道大学“縁”」が、若さと元気溢れる大迫力の演舞を見せてくれたほか、『上ノ国音頭』の音色が流れると会場中央の櫓を中心に踊りの輪が広がり、夏祭りの熱い楽しさとともに、徐々に近づく終わりの侘びしさが伝わってきました。
 クライマックスを迎えた会場では、上ノ国鼓友会『龍焔太鼓』の演奏が響き始めると、火まつりを象徴する8本の巨大たいまつが赤々と燃えさかり、最後は1500発の花火「天の川ドラゴンファンタジー」が上ノ国の夜空に大輪の華を咲かせて、今年の火まつりも大盛況で幕を閉じました。