議会 平成29年 産業福祉常任委員会


H29.9.1
行政視察調査
  ①るすつ子どもセンターぽっけの施設概要について
 るすつ子どもセンター「ぽっけ」は、平成27年度に開設され、施設の構造及び面積は、木造平屋建1,499.75㎡で、主な施設概要は、保育所(定員80名)、子育て支援センター、小型児童館、放課後児童クラブ(定員40名)専用室の機能を複合化し、地域共生型の児童福祉中核施設として就学前から就学後まで一貫して児童の成長等を把握しやすい環境整備を図っているほか、災害時に避難所として使用できるように、非常用発電機を設置し、消防設備・非常用照明・暖房等にも対応できるようになっています。
 総事業費は10億9,600万円で、その年度別内訳は、平成24年度が基本設計等500万円、平成25年度が実施設計2,600万円、平成26年度が本体建設工事9億6,600万円、平成27年度が外構工事等9,900万円となっており、そのうち、補助金額は2億5,300万円であります。
 また、施設に入所した子どもたちには、この施設をつくるのに、地元(留寿都産や後志管内)の木材を切って使用して建てた施設であることや、その後に植林へ参加してもらい、何十年か先に、植林した木材が成長したときに、この施設を補修したり、また新しく建替えたりと、木材とはそういうふうに役立つものであるというような学習機会を設けて地材地消への理解を深めています。
 委員からは、道南スギなどの人工林資源が利用期を迎えており、植えて、切って、使う、といった森林資源の循環利用を進める必要があるとの意見が出されました。
 町は、子ども支援センターの建設にあたっては、木の温かみや安全性に加え、木の香りの沈静作用のほか、子どもたちの木育教育のためにも、地元の木材を使用することが求められています。

























H29.9.12
付託案件審査 
  
件    名 審査の結果
林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書 委員会提出議案として上程することに決定
「全国森林環境税」の創設に関する意見書 委員会提出議案として上程することに決定











H29.7.12
視察研修
  ①道南スギなど地域材の利用促進の取り組みについて
森町の株式会社ハルキは、昭和35年に創業し、敷地面積は約25haで、主な事業内容は、製材、(※)プレカット加工販売のほか、地元の道南スギを活用した内外装材の製造販売にも力を入れています。
    函館市五稜郭地区の無印良品の店舗をはじめ、新函館北斗駅や函館アリーナの内装などに道南スギを供給しているほか、木に触れてもらうイベントを企画して木育活動も行っています。
    また、平成25年に工場内で出る端材や皮などを利用した木質バイオマスボイラーを導入し、工場の電力や熱源として活用し、環境対策に取り組んでいるほか、平成28年に病院の木質化の取り組みが評価され、林野庁長官賞を受賞しています。
    委員からは、道南スギなどが伐採時期を迎えており、植えてきた方の苦労を反映させるために地元で活用することが地域の活性化にもつながることから、今回の視察研修における民間企業等と連携し、間伐材なども含めた本町の豊富な森林資源の有効活用を図るべきとの意見が出されました。
    町は、地元の木材を育て、それを活用する、地材地消を推進するためにも、保育所や学童保育などを備えた子ども支援センターの建設や湯ノ岱温泉の建替えなどにあたっては、道南スギなどの地域資源を活用した利用促進を積極的に図ることが求められています。
                                                               ※「プレカット」とは、木造住宅の柱や梁の継ぎ手などの加工を事前に工場において機械で自動的に行う技術。

























H29.1.31
行政視察調査
  ①蘭越町交流促進センター雪秩父の施設概要について
 蘭越町交流促進センター雪秩父は、日帰り入浴施設で、平成26年度から平成27年度にわたって建て替え工事が実施され、施設の構造及び面積は、鉄筋コンクリート造地下1階地上1階建840㎡。主な設備概要は、会議室、休憩室、食堂などのほか、浴槽は、男女別に内風呂が2つと6つの女性専用露天風呂と5つの男性専用露天風呂があります。
 総事業費は5億596万円で、その財源内訳は、国庫補助金1,092万円、町債(借入金)4億950万円、基金繰入金(積立金)7,100万円、一般財源(町支出金)1,454万円となっています。
 入浴料金は、大人(中学生以上)500円(税込)、子供(小学生まで)300円(税込)となっており、営業を再開した平成27年9月から平成28年3月までの7カ月間の利用者数は3万2,682人(1日平均205人)で、平成27年度の決算額は、歳入が2,529万円、歳出が2,339万円、差し引き190万円の黒字となっています。
 また、従業員数は、支配人、職員、臨時職員の7名で、2交代制により実施しています。
 町は、国民温泉保養センター(湯ノ岱温泉)及び花沢温泉簡易浴場の建て替えにあたっては、町民等利用者の利便性を考慮したサービスの向上のほか、温泉を活用した交流人口の拡大を図る施策の検討も求められています。




















お問い合わせ

議会
電話 0139-55-2311 ( 内線 310 )

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