生涯学習ごあんない~生涯学習を培う「学社融合」をめざして~
本町生涯学習の特色
地域を基盤とする活動
当町の生涯学習活動は、学習ニーズの多様化・高度化に対応するため、地域を基盤とした町民の自主的、自発的活動によって推進されています。とりわけ地域の実態と住民ニ-ズに即応するとともに、まちづくりの誘発となるよう、町内5地区に「地区生涯学習推進会議」を立ち上げ、地域の特色を生かした活動の推進に努めています。
また、生涯学習を培う「学社融合」を目指して、地域の歴史・文化・行事・スポ-ツ・ボランティア活動等、多様な活動の促進を図っています。
出前講座の開設
町民の多様な学習ニ-ズに対応するため、「出前講座」を開設しています。本町の出前講座は、学校におけるふるさと学習や少人数のグル-プ(町民3人以上)から受講できます。また、学習する方の要望により、生涯学習推進本部が講師や指導者等を派遣する仕組みになっています。
生涯学習推進体制機構
組織立ち上げの経緯
本町の生涯学習推進の組織体制は、平成2年4月に「自らいきいきと学び続ける生涯学習社会の実現をめざす方策」について、町の諮問を受けた「町生涯学習推進構想研究協議会」の答申(同年11月)に基づいて策定されました。その後、各委員会・要綱等の設置と作成、設立決起大会と各種委員の委嘱等を経て、平成5年4月、湯ノ岱・早川の2地区を実践地区に指定、3か年間の試行実践の後、平成9年4月、概ね小学校区単位に河北・上ノ国・滝沢の3地区にも組織を立ち上げ、以降全5地区の「地区生涯学習推進会議」により活動が推進されています。
推進体制機構図

地区実践活動の概況
生涯学習推進本部・推進室は、町総合発展計画との整合性を図りながら、生涯学習のまちづくりをめざす環境整備と地区学習活動の支援を図っています。特に、学校・家庭・地域が連携する実践活動を中核に、生涯学習の推進に努めております。
参考1 : 河北地区生涯学習推進会議の実践
生涯学習のまちづくりを指標に、住民一人ひとりが自己充実と生活の向上に取り組めるよう、教育資源の活用と条件整備に努めながら、地域に根ざす実践活動の推進を図っています。
河北地区では、町内会・老人クラブ・女性会・PTA・学校と連携し、農村地域の特色を取り入れた、「ほたる舞い、心うるおう里づくり」をキャッチフレ-ズに、地域住民の知恵や技を出し合い、集う楽しさ・創る面白さの体験を、子ども達と共に汗を流しながら実践しています。
学校と地域が連携する実践として、達成感に充ちた野菜作り体験と収穫祭等を通した、子ども達の心にふる里を育む活動です。
参考2 : 滝沢地区生涯学習推進会議の実践
生涯学習のまちづくりは、地域を基盤とした実践活動の推進により、自己充実を図りながら、まちに人の温もりと元気をとり戻すまち(地域)起こしの営みでもあります。
滝沢地区のめざす実践は、漁村の特性と条件を生かした学習実践です。
地域の子ども(園児、小学生)と大人達が、地域学習や地域運動会をとおして、郷土の自然にふれ、ふれあう場を創出し、滝沢地域の生活と歴史、文化を知り、ふる里への愛着と誇りを育む活動としても意義深いものです。
今後の道しるべ
- 生涯に亘り、いきいきと自ら学ぶふるさと創生の生涯学習をめざします。
- 豊かな地域の自然を生かし、個性豊かな文化香る生涯学習のまちづくりをめざします。
- 健康で豊かな暮らしのなかに、スポ-ツを生かした生涯学習のまちづくりをめざすこととします。
お問い合わせ
教育委員会社会教育グループ
電話 0139-55-2230