北海道夜明けの塔について

 
開基800年を記念して八幡牧野の丘陵地・中世の丘に造られた、上ノ国のシンボルタワーです。

この塔は、中世の環境造形と現代感覚の造形との出会い、太陽や風などの自然と人間との交感を基本テーマとしてデザインされました。
全体の中心をなす塔は二重の八角錘で構成され、螺旋の階段が未来への強い意思を表現しています。
網目模様の外壁は、この地方特有の強い風とさまざまに共鳴して、音色を響かせ、太陽の輝きを微妙に変化させます。

 施設名  北海道夜明けの塔
 所在地  檜山郡上ノ国町字勝山
 実施年度  昭和63年度
 塔の構造  鉄骨造八角錘
 高さ  24.24m(800寸)
 塔土塁の高さ  5m
 土量  2,470m
 外環土塁の高さ  1.5m(4m)
 延長  515m
 土量  1,932m
 太陽の広場面積  13,860㎡

 中世の山城の構成要素を現代的に造形化した土塁や柵列が塔を中心に展開します。

「太陽の広場」を囲む楕円の土塁に開かれた三方の道は、冬至、春・秋分、夏至の日の出の方向を示し、塔の中心に立つと、四季の移り変わりを告げる太陽が昇るのを見ることができます。
 




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