上ノ国町農業の概要

 上ノ国町は北海道南西部の渡島半島の南部に位置し北は江差町、厚沢部町、南は松前町、福島町、東は木古内町、知内町に接しており、農業をはじめ、漁業などの一次産業が大きなウエ-トを占めています。
 上ノ国町の農業は、北海道でも比較的温暖な気候に恵まれているため、古くから稲作を中心に複合経営を取り入れた農業を営んできました。しかし、経営耕地面積は極めて小さく、60%を超える減反の影響で農業経営は厳しい状況におかれています。

 このため町では、高齢者と女性にやさしい農業、ふところにやさしい農業、土にやさしい農業を推進するため、きぬさやえんどう、ニラ、立茎アスパラガスなどの野菜を中心とした高収益作物の栽培を奨励して生産性の高い農業経営に力点を置いて「農業」の活性化を図っています。

 今日の農業情勢は、「新たな米政策」に基づく、水田フル活用ビジョン実現のための産地づくりへの具体的な施策を、農業者及び町・農業関係団体が協働して創り上げ、安全な食料の生産基盤を消費者と共に築き上げていくことが求められております。

 農業者の高齢化、後継者の減少、兼業化等による農地の遊休・荒廃化の防止など地域農業の総合的な取り組みを推進する必要が急務とされています。

 町では、生産物の需要動向に即した作付け体系の確立と、生産者自ら低コストの生産に取り組むことのできる経営体質の改善を図る支援対策や、有機物の施用によって土壌の改善を図り、農産物の品質及び収量向上を目的とする「土づくり推進事業」(耕作農地への堆肥導入)を創設し、安全・安心な農畜産物の生産に取り組んでいます。

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きぬさやえんどう収穫の様子

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立茎アスパラガス収穫の様子

お問い合わせ

農業委員会
〒049-0611
北海道檜山郡上ノ国町字大留100番地
電話 0139-55-2311
FAX:0139-55-2025
Eメール:info@town.kaminokuni.lg.jp

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