WEB町長室
脳への刷り込みとは
2025年12月17日
前にもWEB町長室で掲載しましたが、ノミはあの小さな身体で30センチ以上ジャンプし、そのノミをビーカーに入れガラス板でふたをすると、飛び上がって何度もガラス板にぶつかるというのを繰り返すうちに、やがてガラス板の下にしかジャンプしなくなる。それは、ふたを取り外してもガラス板の高さより飛ばないと言います。
まさに、自分の可能性を自分で抑制しているようなものです。
同じように、全員が百メートルを12秒で走るチームからは、11秒台で走る選手は生まれないそうです。
ところが、チームの中に一人10秒台で走る選手がいると、11秒には届かないとしてもそれに近くなるそうです。
たった一人の優れた選手がいるだけで、全体のレベルアップになるといいます。
そのため、スタープレーヤーというのは「何とかあいつについて行こう」とチーム全体の力を上げる役割になるといいます。
どちらも、脳への刷り込みでありますが、結果的に、人間は環境に作用されると言うことかも知れません。

