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旧笹浪家住宅付属の米蔵・文庫蔵が国の重要文化財に

2018年10月19日

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 10月19日、文化庁の付属機関である文化審議会において、旧笹浪家住宅附属の米蔵・文庫蔵を国の重要文化財に追加指定すべきとして文部科学大臣に答申されました。
 この米蔵・文庫蔵は、1848年頃に建てられたとされ、主屋、土蔵ともに19世紀頃の笹浪家の繁栄を物語る重要な建物と言われています。周囲には、旧笹浪家住宅の主屋と土蔵が隣接し、平成4年に国の重要文化財に指定されています。
 米蔵・文庫蔵は老朽化が著しかったことから、平成3年に解体調査が行われ、その後に復元工事が行い、現在の姿となっています。
 今回の追加指定は、米蔵・文庫蔵が当時の構造を保ち、北海道の地域色を残した建物であることが評価されたことによります。
 この追加指定は、年度内中に官報の告示によって正式登録となります。
 なお、米蔵・文庫蔵の今年度の公開は、11月11日(※毎週月曜日は休館日)までの10時から16時で見学の際は、必ず主屋で受け付けしてください。