WEB町長室

負けに不思議な負けなし

2011年11月21日

勝負の格言に、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」というのがあります。
要約しますと、勝ったときは、どのような要因で勝ったのかあまりはっきりしないものですが、負けたときは、必ず負けた要因あるということです。

また、因果の法則もあります。
元々は仏教用語でありますが、結果には必ず結果に及ぼす原因があるということです。

「少子高齢化」「過疎化」「産業不振」と、町を運営していく上で様々な課題が山積しておりますが、それぞれの課題には自ずと原因があります。
そして、課題が遡上に上がる前には予兆があります。

本来、予兆の時点でその原因を追及し対処していますと、今のような状況に陥ることはなかったものと思われますが、今からでも遅くはないと信じ、町で抱えている課題の一つひとつに対応策を講ずることとしたいと思っております。

トヨタは、トラブルが発生したときの原因を追及する際に、「なぜ?」を5回までさかのぼっていくそうです。
そうすると、目に見える「原因」でなく「真因」に迫ることができるといいます。