WEB町長室

高齢化と過疎化の進行速度

2013年3月28日

道内179市町村の中で、高齢化率12位。
同じく、人口減少率11位。
そして、2040年の人口は2410人。
このデーターは、今朝の道新に載っておりました。


財政的に、ようやく暗いトンネルを抜け出してやれやれと思っていた矢先、このようなショッキングなデーターが公表されました。
ビックリしたとともに、がっかりしました。

高齢者が多いということはマイナス要素ばかりではありませんが、やはり、若い人がいないことには、町に活気は出てきません。
究極、町の存亡に関わります。

では、その原因はというと、やはり主要産業の弱さであります。
働く場のないところに、若者は留まりません。

昨年の議会で、農業の議員から後継者対策について質問されたときに、私は、「現在の農業議員ですら後継者がいないことが大きな要因である」という主旨の回答をいたしました。

しかし、翻って考えてみるに、後継者対策、過疎化対策を担っている町職員の子どもたちはどうかというと、大方、上ノ国町から出て行ってしまっている現状です。
私の子どもたちも、札幌に住んでいます。

自分の子どもさえ残すことができなくて、過疎化を防ぐことができるのかと自問自答させられた記事でありました。