WEB町長室

良き師を持つということは・・・

2010年2月4日

新聞に、“いなかった「心」の師”と題し、朝青龍の「品格」についての記事が掲載されておりました。
記者に「品格」を問われた朝青龍は、「品格、品格と言いますが、土俵へ上がる時は鬼にもなる気持ちで上がりますと」と少し抵抗して見せたといいます。
まさに、今問われている「品格」とは何なのかということが理解されていなく、それもやはり、「品格」等を教える師匠がいなかったのが大きな要因でなかろうかという趣旨の記事でありました。
まさしく、正鵠を射ている指摘だと思いました。

そしてやはり、人間には師匠が必要だと再認識いたしました。
私たちは、その師匠によって様々なことを学び成長していくわけでありますが、その際、良い師匠に恵まれるかどうかが、各々の人生に大きく作用することになります。
私の役場生活は総務課がスタートでありましたが、良き上司である師匠に恵まれ、役場職員の心構えを教えていただきました。
このように、役場での師匠は、どうしても先輩や上司がその役目を果たさなければなりません。
そのため、私も含めて、後輩の職員の良き師匠となっているかどうかが問われておりますが、それと併せて、教えを受ける側も、先輩、上司から学ぼうとする意欲を持つことが肝要であります。