年頭のあいさつ




上ノ国町長  工藤 昇

 町民の皆様、新年あけましておめでとうございます。
希望に満ちた輝かしい平成三十年の初春を、ご家族お揃いで健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
私は、「わたしたち町民一人ひとりが現状を自覚し、そして一人ひとりがこの町を変えるという意思を表してくれる」ということを町政執行の基本姿勢とし、行財政の見直しと改革に議会、町民の皆様と手を携えて渾身の努力をして参りました。
この間、皆様からいただきました深いご理解と、絶大なるご協力に対しまして心から感謝申し上げます。
さて、過ぎし平成二十九年を振り返りますと、日本経済は平成二十四年末から景気の回復が始まり、これまでに昭和六十一年の「バブル景気」や昭和四十年の「いざなぎ景気」を超え、戦後二番目に息の長い好景気となりました。
しかしながら、実質賃金や個人消費の状況からは景気回復を感じられず、特に地方経済は未だ消費低迷の状態にあります。
社会面では、安倍首相が突然衆議院を解散し総選挙が行われ、政府与党が解散時の議席数をほぼ確保する結果となりました。
また、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験により、ミサイルが北海道上空を通過したことから全国瞬時警報システム(Jアラート)が作動する事態となりました。
スポーツ面では、大相撲初場所で優勝した稀勢の里関が日本出身力士では十九年ぶりとなる横綱に昇進しました。
また、陸上男子百メートル走では桐生祥秀選手が日本人で初めて九秒台を公式に記録しました。
文化面では、ユネスコ世界遺産の文化遺産として『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群が登録されました。
町内の出来事を振り返りますと、九月十八日に台風十八号の通過に伴う記録的な大雨により、天野川や石崎川が氾濫し、一時は湯ノ岱地区が孤立状態となってしまいました。改めて防災
対策の重要性を再認識しました。
次に農業は、水稲をはじめとする各作物は概ね平年作となり、特に本町の特産品であるキヌサヤエンドウ、スナップエンドウの販売額は一億二千万円を超えることができました。
一方漁業は、漁獲量及び水揚げ額とも前年を下回り未だ低迷から抜け出せない状況にありますが、九年前から継続してきましたニシン稚魚放流事業により、昨年二月に鰊の産卵で海が濁る「群来」という現象を百四年ぶりに確認することができ、ニシン漁の復活を期待しているところであります。
また、町民の憩いの場所である花沢温泉がリニューアルオープンし、連日沢山の町民が温泉を楽しんでおります。
今、日本は少子高齢化による人口減少が急激に進んでおり、地方の役割はますます重要となってきております。そのような中で、今年はスポーツの拠点として、また災害時の避難場所とし
ても活用できるスポーツセンターが完成いたします。完成を記念して七月一日には、バレーボールVプレミアリーグの二チームによる交流試合を開催予定です。
また、昨年から改築工事をしておりました道の駅「文珠」が、本年四月にリニューアルオープンを予定しております。これまでのレストランや物産販売センターのほか和菓子を中心としたお
土産の製造販売も手がけて、本町を訪れる人たちにとって魅力ある道の駅に生まれ変わります。今後、「文珠」は本町観光の総合拠点として、町内の物産を取り扱う地域商社としての役目
を担って参ります。
今年は戌年。犬は社会性のある忠実な動物であり、人との付き合いも親しみ深いことから、干支としての特徴は「勤勉で努力家」とあります。
私は、この様な時代だからこそ、「輝くまち・わたしたちの上ノ国」実現のため、我が町が更なる発展を続けるよう、町民皆様にはより一層のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い致しますとともに、平成三十年この新しい年が明るい話題で満ちあふれ、町民皆様一人ひとりにとって実り多い素晴らしい年でありますことを心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。


平成三十年元旦

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総務課庶務防災グループ
電話:0139-55-2311 ( 内線 207 )