夷王山・夷王山墳墓群-上之国館跡 勝山館跡(国指定史跡)


 夷王山は、松前氏の祖武田信廣や蠣崎氏一族の居館・勝山館の「詰めの丸」ともいわれ、標高159mの山頂には武田信広を祀る夷王山神社(古くは薬師如来などを祀り、医王山頭陀寺と言った。)があります。
 山頂に登ると、かつて日本海交易の出船入船で賑わいをみせた天ノ川河口や大澗、奥尻島や大島が浮かぶ日本海が一望できます。山裾には、勝山館に居住していた人々の墓と推測される600余りの墳墓を示す白い墓標が海風の中に立ち、その数の多さに驚かされます。
 近年、仏教様式の墓に混じってアイヌの葬法に従った墓が発掘され、和人とアイヌの関わりを示す重要な発見とされています。
 また、平成17年度にオープンした勝山館跡ガイダンス施設には、勝山館跡出土品や墳墓のレプリカも一部展示されています。





勝山館跡散策マップ(PDF:3MB)


▽上ノ国町文化財マップ①(PDF:905KB)


▽上ノ国町文化財マップ②(PDF:610KB)

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