WEB町長室

売り手が買う立場になることの大切さ

2009年6月22日

5月の連休、今までにないくらいのお客さんが道の駅“文珠”を訪れましたが、思った以上に売り上げが伸びなかったわけであります。
原因は、お客さんの回転率が悪かったことにありますが、従業員にすると、文珠のメニューは手が込んでいるので、少しくらいお客さんに待ってもらうのは仕方がないという雰囲気でありました。
片や、4月オープンした松前の道の駅では、5月の連休で1年間の売り上げの3割を売り上げてしまったそうです。
文珠より座席数が少ないのに、文珠以上に売り上げがあったということは、お客さんの回転率が高いということであります。
先日、参考までにということで、文珠の従業員が松前の“道の駅”へ行き、食事をしてきたそうです。
ところが、料理を注文したところあまりにも早く料理が出てきたのにびっくり・・・。
そこで、やはり道の駅の利用者は急いで走り回っているので、料理を出す時間がかかるということは、お客さんに不便をかけることだと気づいたといいます。
まさしく、文珠の従業員はお客さんの立場になったわけであります。
普段、買う側の立場の人であっても、会社で売り場に立つと、売る側の立場になってしまうものであります。
これは、役場に置き換えてみることもできます。