WEB町長室

リスクの捉え方

2022年8月12日

 町内に、副業でケーキを作り、道の駅で売っている若夫婦がおります。

 
 将来は、専業でケーキ作りをしたいということを聞いておりました。


 先日、偶然会ったので「思い切って専業でやったらどうか」と話したところ、「リスクがあるので思い切ってやることができない」という返答でした。


 私は「事業をやろうとするときは、景気が悪いときにやるべきである。そうすると、少しくらいの不景気が襲ってきても、簡単に乗り越えることができる」と、ある社長から聞いた話をしました。


 また、「リスクはどんな仕事であっても必ずつきまとうものであり、逆にリスクのない仕事は成功しないよ」という趣旨の話も付け加えました。


 最終的には本人が決断することでありますが、一歩前に足を踏み出す勇気があるかどうかであります。


 私は、企業経営をしたことはないですが町の経営も同じことだと思っております。


 リスクをとらないということは、機会を損失することだと理解しないことには、思い切って一歩を踏み出すことができません。


 ある本に載っておりました。
 リスクとは、ラテン語で「勇気ある挑戦」という意味だそうです。


 私は、どの町でも行っていない事業をやるかどうか迷ったときは、この言葉を思い出して決断します。

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