WEB町長室
子どもの自主性
2025年6月9日
子どもには「自主性」を持たせることが必要であると言われますが、「自主性」と「自由」は混同しやすいものです。しかし、大きな違いがあります。
「自主性」には規律がありますが、「自由」には規律は存在しません。
あわせて、「自主性」は自然と生まれてくるものではなく、必ず、教育の結果のたまものであります。
子どもの「自主性」を尊重すべきという挨拶を度々、耳にしますが、その前提として教育がなされてのちと理解している人が何人いるでしょうか。
ところが、日本では小さい頃は放任しておいて、中学、高校と大人に近づくに従い逆に口うるさく注意するといいます。
欧米は逆で、小さい頃に、物事の善悪やマナーなどをしっかり教え、成長するに従い、子どもの自主性を尊重していくそうです。
そのため、人間としての最低限のマナーや責任といったものを身につけない限り自主性など認めないという考えだそうです。