かみのくにトピックス
知ることから始める 介護との向き合い方
2026年9月14日
9月14日(月)、健康づくりセンターで令和8年度上ノ国町介護講演会が開催され、町内外から約60名が参加しました。本講演会は、一般の方に介護の仕事のやりがいや魅力を知ってもらうとともに、介護従事者の方が業務へのモチベーションを高めるきっかけを得ることを目的に開催されたものです。
講師には、医療介護事業コンサルタントとして国内外問わず活動している袖山卓也氏を招き、「介護ってこんなに素晴らしい!!~心に寄り添い、共に生きよう~」をテーマに講演いただきました。
講演では、介護は誰にとっても避けては通れない身近なものであり、介護について知ることが支えを必要とする人の人生をより豊かなものにすることにつながると説明がありました。また、介護する側がまず自分自身の心と体を大切にすることで、心に余裕が生まれ、介護を受ける側にも安心を与えられることなど、介護に向き合う上で大切な考え方を自身の経験を交えながら伝えました。
質疑応答では、介護現場の人手不足により、利用者への対応が作業的になってしまうことへの悩みが寄せられました。これに対し、袖山氏は「何か食べたいものはないか」「行きたい場所はないか」など、1日1分でも利用者に声をかけ、気にかけることの大切さを伝えました。また、限られた時間の中でも、一人ひとりに寄り添う気持ちを持ち、「この人がいてくれて良かった」と思ってもらえるような関わりから始めてほしいと呼びかけました。
参加者からは、「相手の障がいの度合いや動作など細かく観察しながら介護していこうと思った。」「自分が今までしてきたことは介護とは言えない。もっと早く先生の話を聴きたかった。」といった感想が寄せられ、相手の気持ちに寄り添うことの大切さを学び、介護への理解を深める機会となりました。
町では、今後も介護について学び、考える機会を通じて、誰もが安心して暮らし続けられる地域づくりを進めます。



