WEB町長室
プロとしての自覚
2013年6月10日
ある赤字会社の報告書を見ましたら、長々と、黒字にできなかった理由が書かれておりました。天候が悪かった。
経済情勢が悪かった。
道路事情が悪かった等々。
どれも、達成できない理由は、自社と関係ないことばかりであります。
まるで、自社には何の落ち度もない。
悪いのは、経済であり、天候であり、道路であり、最後には買ってくれなかったお客さんが悪いとも読み取れます。
そこで思い出したのが、再建社長が言う仕事のプロになれずにアマチュアのままで終わる人の考え方です。
「それは、言い訳が多い人です。
私は営業成績が悪いのを営業マンにその理由を聞きません。
なぜかというと、返ってくる答えが次の二つのどちらかだからです。
自社製品の弱みか、不景気のせいです。
しかし、売れない理由をそういうところに求めているうちはプロではない。
プロはどんな場合でも、『どうしたら売れるか』を考え抜く人です」
やはり、言い訳というのは見苦しいものです。
「プロ意識の欠如」この一言に尽きます。