WEB町長室

責任転嫁社員にならないために

2015年1月26日

指示待ち社員が多くなったと言われて久しいわけでありますが、
それに併せて、責任転嫁社員も増えてきているように感じられます。

もちろん、元来、責任を取りたい人間などどこにもいません。
できたら、自分以外の責任であって欲しいと願うのが人情であります。
そのなかで、昨今、特に多く見られるのは「その仕事は誰々さんに頼んだの
で!」という答えだそうです。

しかし、ここで考えなければいけないことがあります。

誰に依頼しようと、それはじぶんの仕事だということです。
その仕事が達成されたかどうかを確認するのは、誰でもない自分であります。
ですから、誰に頼もうと責任は自分にあるということを自覚して欲しいものです。

アメリカに伝わる「4人の人の物語」です。

「みなでやらねばならない重要な仕事があった。
 誰かがきっとやるだろう、と皆が思った。
 誰でもやることができただろうに、誰もやらなかった。
 皆の仕事なのに、と誰かが腹を立てた。
 誰でもやれることだと、皆が思った。
 しかし、誰もやらないだろうとは、誰も気付かなかった。
 誰かに頼んだ人は誰もいなかったのに、最後には、皆が誰かのせいにした」


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