知内町水稲密苗ほ場を青年農家グループが視察!

 平成29年7月6日、新たな栽培技術の習得を図るため、知内町で水稲密苗栽培に取り組む笠松さんのほ場を本町青年農家グループが視察しました。
 笠松さんは、地域の高齢化・労働力不足に対応するため、「密苗」による省力化や空きハウスの有効利用を目指しており、農機メーカー協力のもと試験的に取り組んでいます。(面積22a)
「密苗」とは、育苗箱に高密度に播種(播種量が約2倍)することで、育苗箱の枚数・ハウスの棟数・労働力・資材費が約半分になりコストの低減が図られるといわれています。
笠松さんは、「作物の生育には、土の環境作りが最も大切。田を乾かすと土の地力が上がるので、見直してみることも必要だと思う。また、若いので新しいことにどんどん取り組んでほしい。周りに何か言われるかもしれないが、生産性が上がる努力をしてほしい。」と熱く語ってくれました。
 参加した青年農家からは、「とても勉強になった。」「これからの時代、低コストや省力化が必要になってくるのでそのことについて学ぶ良い機会だった。」「密苗に取り組むことで、ハウスの棟数を減らせることにメリットを感じた。」などの声を聞くことができました。

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農林課農業林業グループ
電話 0139-55-2311 ( 内線 241 )

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