駒大苫小牧に教えられ
2006年8月16日
いや~、昨日の駒大苫小牧の試合は凄かった。4回終了時点でのスコアが7対2と5点差もあったため、絶対に負けたと諦めていたところ、最終回にはよもやの逆転勝利。
駒大苫小牧の選手も凄いですが、その選手たちを育てた香田監督のすごさに、ただただ脱帽であります。
とくに高校野球は、監督の力が相当なウエイトを占めていると言われておりますが、その香田監督のコメントも、「しびれた」の一言。
対戦相手の青森山田の渋谷監督は、「底力」「精神力」の差とのコメントを残しておりました。
しかし、この粘りは一朝一夕にできるものではなく、普段のたゆまない努力の賜であろうと思います。
そして、この駒大苫小牧の試合は、私やこの元気のない北海道にも「やればできるという」大きな力を与えてくれたと思います。
この駒大苫小牧の試合を見て、ムリだと言われていた冬の南極観測を成功させた、西堀隊長のコメントが思い出されました。
「とにかく やってみなはれ。やる前から諦める奴は つまらん人間だ」
当時の西堀氏の年齢も、私と同じ53才でありますので、まるで、私に言ってくれているような気がします。