農家経営の要諦
2025年10月6日
町内では、田んぼの稲刈り真っ最中です。お陰をもちまして今年の作柄は良好であり、米価も高騰とあって農家はえびす顔であります。
今年の米農家の経営は良好でありますが、それでも個々の農家によってばらつきがあります。
その違いは、農家を訪問するとすぐに判断できます。
家の周りに使用した農機具等が置かれ、納屋の中も農機具が散乱としている。
逆に、家周辺に農機具等はなく、納屋の中を覗くと使い終えた農機具は洗浄した後に整然と並んでいる。
この二つを比較すると、経営状態は一目瞭然に判断できます。
当然ながら、散乱しているということは、農機具を探すにも時間がかかるため仕事の能率が悪い。
泥だらけの農機具をそのままにしておくとさびが沸いてくるので、洗浄することによって長く使用することができ経費の削減につながる。
要は、次を考えて経営をしているかどうかに尽きますが、簡単に言いますと“整理整頓”ができているかどうかであります。
このことは、どの業種にも当てはまることであります。