高齢者の福祉サービス

 高齢者が、住み慣れた地域で安心して生活ができるよう、また、介護者の負担の軽減を図ったり、要介護の状態にならないよう、次のような在宅福祉サービスを行っています。

上ノ国町地域包括支援センター

 高齢者等健康づくり総合交流センター内に設置し、保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーがチームを組んで、高齢者に対する相談や介護予防などの支援を行います。

(1)総合相談
 高齢者の介護、福祉、医療などの総合的な相談を行います。
 「どこに相談するのかわからない」といったことでも、まずは相談してください。

(2)権利擁護(けんりようご)
 認知症などのため、契約能力や判断能力、管理能力が低下した高齢者「権利擁護」の観点から支援を行います。

(3)包括的・継続的ケアマネジメント
 地域のケアマネジャーや医療機関、介護・福祉サービスなどが総合的に関わるよう、関係者の調整などの支援を行います。

(4)介護予防マネジメント
 介護状態が軽く、介護認定で「要支援1」「要支援2」に認定された高齢者や、要介護になるリスクの高い高齢者に対し計画を作成し、それに基づいたサービス利用等に対する支援を行います。

 
 運動器機能向上教室  筋力低下による転倒骨折を予防するため、理学療法士などによる体力測定や個人に適した運動の指導を行います。
 また、運動指導士による楽しい体操やレクリエーションも行います。
 閉じこもり予防教室  閉じこもりによって病弱にならないためにレクリエーションや手作業を中心とした健康づくり教室を月1回行います。
 口腔(こうくう)機能向上教室  かむ・飲み込む力を低下させず、おいしく、楽しい食事ができるように歯科衛生士などが口の中の手入れの方法や体操について指導を行います。
 また、言葉の話しにくい方には、言語聴覚士が声の出し方や呼吸方法について指導を行います。
 うつ予防相談  うつ状態の予防と早期発見のために健康相談や訪問指導を行います。
 ぴんぴん教室  介護保険制度についての勉強や要介護状態にならないための健康教室やレクリエーションなどを各地区のセンターで行います。
 介護予防普及啓発教室  家庭での介護方法や福祉用具の紹介などのほか、介護に関する情報を「健康劇」などでわかりやすく紹介します。
 家族介護継続支援事業  要介護1以上に認定されていて、紙オムツを使用し、家で生活されている方について、1ヶ月にかかった紙オムツ代などの半額を補助します。(1ヶ月の上限は4, 000円)
 高齢者見守りネットワーク事業  健やかで思いやりのある地域社会づくりの実現を目指し、地域や行政・関係機関が連携し、見守りを必要とする65歳以上の独居高齢者や虚弱な高齢者夫婦世帯などを対象に目配り、気配りなどの助け合いの輪を広げる見守り活動を展開します。
 緊急通報体制整備
 利用料 無料
 一人暮らしの75歳以上の高齢者または、障がい者で生活に不安が認められる方に対して、緊急通報装置の貸与を行い、相談時には健康づくりセンターに連絡、緊急時は消防署へ通報できる端末装置を設置しています。
 除雪サービス
 利用料 1シーズン 2,000円
 おおむね65歳以上の一人暮らしや夫婦で暮らしている高齢者または、障がい者などで、町内に家族などがいない方を対象として、自宅の玄関から道路までの通路(幅約1m)の除雪を行います。
 国民温泉保養センター
 利用老人福祉バス運行
 町の温泉施設を活用して、高齢者の健康増進を図ると共に高齢者の交流や親ぼくなどを通して、高齢者の生きがいの充実を図るため、定期的に国民温泉保養センターまで、町のバスを運行しています。
 運行区間は、各地区から上ノ国町国民温泉保養センターまでです。
 対象者は町内在住の65歳以上の高齢者で、利用回数は各地区、1月・2月を除く毎月2回(8月・12月は月1回)となっています。



 

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お問い合わせ

保健福祉課介護・自立支援グループ
電話 0139-55-4460

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