WEB町長室

毎回の選挙結果に思う

2010年7月13日

毎回の国政選挙で思うことがあります。今回の参議院選挙では、民主党が大敗いたしました。 昨年8月の衆議院圧勝が、まるで嘘のようであります。 選挙戦での隆盛を思い起こしますと、平成元年当時、土井たか子委員長だった社会党に吹いたマドンナ旋風。 当時、参議院、衆議院とも、マドンナ旋風が吹き荒れ、社会党候補の女性が軒並み当選いたしました。 結果、社会党は衆議院136名、参議院68名という大勢力を誇っておりました。 ところが20年を経過した現在、社民党は、衆議院7名、参議院5名という弱小政党となり果ててしまいました。 平成17年、小泉総理が断行した郵政解散。 マスコミを活用した小泉劇場が功を奏して、衆議院定数480名のうち296名が当選するという大快挙を成し遂げました。 ところが、5年後の昨年8月の衆議院選挙では119名という惨敗。 そして、それから1年もたたない今度の参議院選挙では、自民党が大躍進するという結果となりました。 なぜ、このように選挙の歴史を列挙したかといいますと、何事も栄枯盛衰があるということを言いたかったわけであります。 今回、大躍進した「みんなの党」などは、相当浮かれているように見受けられます。 しかし、次は必ず不振が訪れるということを予感しなければならないと思っております。
 “山高ければ、谷深し”
選挙の結果を見ると、これが世の習いだとづくづく感じた次第であります。