WEB町長室

逡巡

2024年2月29日

 トップの座にいると、常に「逡巡」の連続でありますが、「逡巡」とは、「決断」する際の前段階であります。

 「逡巡」を無用なためらい、あるいは、やらない理由を先に考えて手を付けない姿勢と言い換える人もいるかもしれませんが、要は、いかに先読みするか、できるかどうかであります。

 「逡巡」と「臆病」とは違いますが、実際、「逡巡」は恐れを見通しての状態であります。

 その恐れを脱却し決断するためには、数パーセントの可能性から発想しなければなりません。

 それが、たとえ少ない情報量の中であっても・・・。

 そして、「逡巡」に大切なことは熟慮とともに、スピード感であります。

 スピード感のない「逡巡」は、「小田原評定」になりかねませんので、私は、スピード感を大切にしています。