WEB町長室

行政にも必要なホンダイズム

2010年7月5日

ホンダにこのような話があるそうです。
ある身体障害者の方から「自分の乗れる車を製造して欲しい」という要望がありました。
しかし、技術者のほとんどは採算の合わない仕事のため、開発に反対であったそうです。
ところが、そういう会議の空気を変えたのは「ホンダの創業者である、本田宗一郎だったらどうするだろうか」という一人の発言でした。
最終的に、「本田宗一郎ならきっと挑戦していただろう」ということになり、企画が実行されたということであります。
会社というものは、公器であるといわれております。
ましてや、私たちが担当している地方自治体は完全なる公器であります。
私は、この逸話から、弱者に対する配慮と何事にも挑戦していくというホンダイズムを感じました。