WEB町長室

相手を評価する視点によって。

2011年9月28日

人を評価するということは、大変難しいことであります。
上司が部下を評価する際に、
部下の欠点を見る人と長所を見る人の二パターンに分かれます。

ちなみに私は、長所を見る方です。

なぜかといいますと、
経験上、短所を指摘すると相手は萎縮してしまう傾向にあります。

ところが、逆に長所を褒め称えてやりますと、
相手は間違いなく伸びていきます。

そして、不思議なことに短所も消えていきます。

野球で、三割打者というと相当な成績を残している選手というこ
とになりますが、見方を変えると、
三打席の内二打席も凡退したことになります。

その三割打者が、一・二打席は凡退し、
三打席目に逆転のヒットを打ってホームに帰ってくるとします。

当然のごとく、
監督からお褒めの言葉をかけられるものと思っていたところ、
「前の打席凡退したよね!」なんてニコリともせず言われたら、
相当ガクッとくること間違いありません。

まさに、完全にやる気がなくなるわけであります。

どうでしょう。
見方を変えるだけで、こんなにも違ってきます。