WEB町長室

蒔かぬ種は生えぬ

2010年2月4日

「蒔かぬ種は生えぬ」と言いますが、まさに蒔いてきたことにより生えてきました。
エゾ地の火祭り開催当初、北海道を訪れるライダーにも参加してもらおうという趣旨から「ライダーパック」を企画したところ、毎回、全国からライダーが集まり火祭りに参加してくれました。
回を重ねるごとにライダーとも顔なじみになり、火祭りメンバーとライダーとの交流も盛んに行われましたが、15年以上前のことでありますので、私にとっては過去の出来事でありました。
しかし、参加してくれたライダーにとっては、私たち以上の楽しい思い出となってくれていたようであります。
このたび、参加したライダーの一人から上ノ国町にふるさと納税の申し出があり、次のようなメールが送られてきました。

工藤さんへ
こんにちは。
お久しぶりでございます。千葉の鈴木です。
といっても20年も前の話ですので覚えていないかもしれませんが、“エゾ地の火祭り”のライダーチームですいぶんとお世話になりました。
このたび確定申告時期にあたり思いついたのですが、ふるさと納税制度を利用し上ノ国町へ微力ながらでも貢献できればと考え、別途メールにてふるさと納税の申し込みを担当部署へ申し込みさせていただきました。
その後20年間、お会いすることもありませんでしたが、大阪の金澤より、町長に就任されたこと等や娘さんのことなど伺ったり、私自身もたまに町HPを覗かせていただいており、わりと上ノ国町を身近に感じております。
私はその後、テキトーな人生を歩みつつ娘も産まれ、一人っ子のわがまま娘は3年生になり、住宅ローンに頭を抱えながら家族3人でのほほんと暮らしております。
なかなか上ノ国町を訪れる機会もありませんが、きっかけと時間が作れればまた是非訪れてみたいと考えております。
つきましては、工藤さんに娘が喜ぶような上ノ国観光へのきっかけでも企てていただければと・・・
でも、なにもなくてもまた行ってみたいですけどね。
今思うと自由に遊びまわれた20年前が信じられないですよ。
町長の重責も大変だと思いますが、お体には気をつけて頑張ってご活躍ください。
ふるさと納税にあたりご挨拶でした。
では、また。
上ノ国町にとって誠にありがたい応援団であり、これからも、いろいろな種を蒔いていかなければと改めて思ったところであります。