WEB町長室

大胆な種を蒔く

2013年12月16日

危機のリーダーシップは、とにかく勢いよく、大きく出る必要があると言われております。
ここぞというときに大きな力を使い、危機的状況からの転換を図ることが必要であり、その場しのぎの対策では、同じ問題がすぐに生じるだけであります。

今年もあと二週間余りとなりましたが、本町では産業振興のため、農業、漁業、商工業を三本柱とした思い切った施策を展開しております。
あまりにも大胆な施策だと他の町村長がびっくりするくらいでありますので、私の知る限り、道内の市町村で実施しているところはありません。

もちろん、産業政策は実施してすぐに成果を期待できません。
結果が出るには、少なくとも5年以上の期間を要することになるでしょう。
しかし、それであっても攻めの姿勢を崩してはなりません。

なぜなら、現在の上ノ国町は未だ危機的状況にあります。
“蒔かぬ種は生えぬ”といいますので、これからも、可能な限りの種を蒔いていかなければと、意を強くしているところであります。