WEB町長室

今の若いやつは

2014年4月1日

今日から新年度がスタートいたしますが、各企業に入社した新人社員にとっても、今日が社会人としての一歩となります。

しかし、それを受け入れる先輩社員としては、どうしても自分が入社した当時の自分と新人社員を比較してしまいます。

そして、口から出る言葉が「今の若い奴は・・・」等々となります。

最近、札幌で会った企業の社長二人も「今の若い社員は・・・」と同じようなフレーズでありました。

不思議なことに、大方の先輩社員が若い社員に対して同じような見方をしているようです。

こうなりますと、今の若者だけが本当にレベルが低いのかと思いがちになりますが、次の文章は昭和14年読売新聞投書欄へ載っていた投書だそうです。

「最近、電車、バスで女子ども老人に席を譲る者が非常に少なくなった。学校では何を教えているか知らないが、学生等は老人がよぼよぼしていても横を向いて知らない顔をしている」

どうでしょうか?

今の時代と何にも変わっていません。

結果、変わったのは、見る側の私たちが上から目線になっただけでないでしょうか。