WEB町長室

間とは心の余裕

2014年12月29日

町長職も長くなると、必然的にその道の知識や情報量が増してきます。
そのため、自ずとそのことを相手に伝えたくなるものです。

近頃、そのことを顕著に感じることがあります。
電話で話している最中、せっかく相手が話しているのにそれをさえぎり、自分の主張だけ言っていることがあります。
自覚しているはずなのに、いつの間にか一方的に話をしています。

「話し上手は、聞き上手」とも言いますが、まさに、聞く力が衰えたのかとも思っております。

聞く力があるかどうかは、間の取りかたでわかります。
聞く力がない人は、自分の話したいことを一方的に話すので、間がまったくありません。
まさに「しゃべり散らかす」という表現がぴったりです。

そして、間とは、相手を受け入れる心の余裕です。