WEB町長室

百貨店並みの教育

2023年10月4日

 日本の哲学者・教育者と言われている森信三氏は、「教育とは、流れる水の上に字を書くような儚いものである。だがそれを、岸壁に刻み込むような真剣さで取り組まなければならない」と言っております。

 その教育の本丸である学校は、子供達の個性を引き出すために、百貨店並みの多くの‘引き出し’をもっていなければならないと言われておりますが、私も同意見であります。

 なぜかと言いますと、子供たちは無限の可能性を秘めていますが、才能は千差万別であります。
 料理人が、その材料に応じて料理をするように、教育も、子供たち各々の個性を生かした教育をしなければなりません。

 金太郎飴的な発想の教育では、子供たちに大輪の花を咲かせることはできないと思っております。