WEB町長室

「とらやの羊羹」に学ぶ

2008年10月22日

「とらやの羊羹」といえば東京を代表するお土産となっておりますが、この羊羹、長い歴史の中で何度も味を変えてきているということであります。
「とらやの羊羹」はそれなりに売れており、長い伝統もあることから、味を変えることはないだろうという先入観がありましたのでびっくりいたしました。
現代風に言うと、仮説と検証を繰り返していたことになります。
ところが行政は、というと・・・。
たびたび、役場内で聞く会話です。
上司に指摘された際の反論で、「前任者の書類を見て、前任者と同じにやったのになぜ悪いのか?」。
または、「昨年までは良くて、なぜ、今年はダメなのか?」等々・・・。
まさしく、ただ漠然と、例年こうやっているから今年もこれでいいだろうと惰性に走っている傾向にあります。
このような考え方を改めないことには、町の進展は望めないだろうと再認識した次第であります。