WEB町長室

たった一杯のジュースから

2008年6月10日

先日、レストラン“文珠”で食事をした町内の主婦の方から、次のようなお話を伺いました。
その主婦は、夕方、家族で文珠へ食事に行ったそうです。
料理を注文して、みんなでワイワイガヤガヤ雑談しているところに料理が運ばれてきました。
ところが、運ばれてきたテーブルの上には、小さなコップに入ったジュースもありました。
しかし、ジュースは注文していないはずなので「これは注文していませんけど」と話したところ、「いえ、これは文珠からお孫さんへのサービスです」と答えたということでした。
その時、一緒に3才の孫も連れて行っていたそうですが、主婦は、たった一杯のジュースのサービスに大変感動したと話してくれました。
ちなみに、小さなコップ一杯のジュースの原価は40~50円です。
たった、何十円かの原価でお客さんを喜ばすことができるのです。
飲食業界では、一人のお客さんを満足させますと、そのお客さんは20人のお客さんを連れて来てくれるといいます。
逆に、一人のお客さんを怒らせますと、20人のお客さんが来なくなることになります。
小さなことではありますが、レストラン“文珠”の社長としてはたいへん嬉しいことでありました。