【重要文化財】上國寺本堂

勝山館の宗教世界を支えた北海道最古の寺院建築
 上國寺本堂は、江戸時代の記録で永禄3年(1560)頃の建立とされ、室町時代に存在したお寺です。
 現在の本堂は、内陣(ないじん)天井の支輪(しりん)に「宝暦八寅年(ほうれきはちとらどし)」の墨書があることから、宝暦8年(1758)の建立とされ、現存する寺院建築の建物として北海道で最も古いとされています。
 また、当初は真言宗に属していましたが、江戸時代中期より浄土宗に改宗され現在に至っています。
 また、本堂は平成20~23年度にかけて、文化庁の国庫補助事業で半解体修理を行い、内陣が最も整備された明和6年(1769)の姿に復元されています。


平成5年4月20日 重要文化財指定
管理団体 上國寺
 

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