【国指定登録有形文化財】石崎漁港トンネル

国指定登録有形文化財
未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選

昔の石崎漁港の様子(撮影年不明)

 石崎漁港トンネルは北海道庁中村廉次港湾課長の設計で 比石館跡と伝えられる岬の下部にトンネルをくり抜きました。長さ45m、幅9mの半円形の断面コンクリートブロック造りで昭和9年6月20日に完成しました。当時は東洋唯一、世界でも珍しいものでした。
 大きく突き出した岬が、北西から南西の風を防ぐので、しけの時には近隣の港からも漁船が避難してくることもありました。また、外海側の入り口に鉄塔があり、そこには直径1.4mの風車が付いており、風が吹いて回ると鐘が鳴る仕組みになっていて、夜間に入港する船舶へトンネルの位置を知らせました。
 港の脇の石崎川の氾濫や防波堤を超える大波のため土砂が港内に流れ込んで埋まることもありましたが、その度ごとに村の人達が総出で復旧、補修を重ね利用してきました。
 昭和42年ころから漁船の大型化がすすみ、港の拡張工事に着手、トンネル北側に水路が設けられ、昭和58年3月31日にトンネルは閉鎖されましたが、その貴重性が評価され平成15年1月31日に国の登録有形文化財の指定を受けました。
 また、平成18年2月には「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に認定されました。

 

※注意 トンネル内および周辺は崩落の恐れがあります。見学の際は、遠くからお願いします。




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