WEB町長室

人を伸ばす「長所伸展法」

2011年11月7日

コンサルタント会社の船井総研には、小売店が売り上げを伸ばす「長所進展法」という手法があります。
売れていない商品の売り場面積を少なくし、売れている商品の売り場を広げることにより、売り上げが伸びるというものであります。

船井総研では、その手法を人にも当てはめております。
つまり、人間は誰しも長所と欠点がありますが、その人を大きくするためには、欠点を修正するよりも、固有の長所を伸ばす方が断然成長するというものです。

そして、そのことを職場の上司にも当てはめ、上司を次の3段階のレベルで評価しております。
初級の上司は、部下の欠点しか見えないため、いつも欠点ばかりを指摘する。
中級の上司は、部下の長所も見つけることができるのだが、欠点の指摘を選んでしまう。
上級の上司は、長所と欠点を分析し、欠点は指摘せずに長所を認めて、褒めて伸ばすことができる。

私は、時間が許す限り子どもたちに空手を指導しておりますが、長所を誉めると子どもたちは生き生きし、
間違いなく伸びると確信しております。

そして、部下とすれば、上級の上司の下で働きたいと思います。