ミスと手抜きの違い
2011年12月6日
新しいことに挑戦すると、必ずと言っていいほど失敗はつきものです。なぜかといと、人間は、ミスを起こすようになっているからだそうです。
ただし、その失敗の原因を改めると成功するようになっていることから、「失敗は成功のもと」とも言われております。
しかし、ここで混同しやすいのがミスと手抜きの違いであります。
ミスは、最善の努力をしたつもりの不可抗力で発生しますが、手抜きは、心の持ちようで左右します。
いわゆる手抜きとは、真剣さの欠如であります。
手抜きの例としては、「取引先との約束の時間に遅れる」「必要な連絡をしなかった」等々考えられますが、どちらも、相手方の都合でなく、自分の怠慢から発生するものです。
つまり、自分の心の持ちようで、いかようにも防ぐことができるわけです。
そのため、上司や先輩は、部下がミスをしたときはアドバイスを、手抜きをしたときはしっかりと叱って、本人の自覚を促すことが大切であります。
