理想の上司像
2012年7月18日
組織の強さは、各セクションの上司にかかっているといっても過言ではありません。
要は、トップの意向を受けた上司が、
課内をまとめあげて最強チームを創ることができるか
どうかです。
上司は、間違っても「部下は能力がない」なんて、
口が裂けても言ってはならないわけであります。
何故かというと、部下は上司を選べない訳でありますから。
さて、その上司には、次の三つのレベルがあるといいいます。
一番レベルの低い上司は、自分の能力を使う。
真ん中の上司は、部下の能力を使う。
最も有能な上司は、部下の知力を使う。
一番レベルの低い上司の典型は、
優秀な営業マンがトップになったときであります。
理由は、自分に自信があるので自分の能力ばかりを使おうと
するので、課内の人心を一つにすることもできません。
結果、良好な成績をあげることもできません。
やはり、理想の上司像は、
部下の能力・知力を使うということですが、
これがなかなか思うようにいきません。
部下は、上司の思い通りには動いてくれないからです。
当たり前です。
部下は、上司でないですから。
私が部下を動かす方法は、たった一つ。
「頼む」と心で念ずることです。