ファッション考
2012年8月7日
先日、函館市民会館で開催された「函館市政９０周年記念式典」に出席しました。
当日は、真夏日であったこともあり、
ステージ上の函館市長は、照明の熱も加わっていることから、
ハンカチで汗を拭き拭き行事をこなしていました。
式典も進行し、函館市に貢献された方々の表彰式がステージ上で
行われました。
表彰者を受ける方は司会者より名前を紹介されると、順次、
登壇するわけでありますが、
ステージ上の男性の表彰者の中に、年配の女性が１名おりました。
そして、その女性の方はストール（私は、マフラーだと思っており
ましたが）を身に付けておりました。
女性がストールを身に付けることは、ファッションの一つだそうです。
（そのことを知らないで、家内がストールをして車に乗ってきたので、
「寒いのかと？」聞いたら叱られたことがあります）
そこで、隣の席にいた年配の町長に
「こんなに暑いのに、マフラーをしているね」
と話したところ、
その町長曰く、
「年寄りだから、寒いんだろうなあ！」
と真顔で答えておりました。
私は、笑いをこらえたわけでありますが、
一つ気がついたことがあります。
自分がファッションの一つだと思った衣装も、
見る側にするとそのようにとらないこともあるということです。
大阪市役所では、入れ墨している職員の調査をしましたが、
当事者にすると、入れ墨もファッションの一つだと思っている
かもしれません。
しかし、公務員という職業上、
市民、町民の一般的な目線でのファッションを意識しなければ
ならないことは当たり前のことであります。
