積算温度
2024年12月2日
農作物を植え付けし収穫するためには、その間一定の温度が必要です。この一定の温度のことを「積算温度」と言います。
「積算温度」の積算は、簡単に言うと毎日の平均温度を合計したものだということであり、トマトを例にすると、開花から収穫までの「積算温度」の目安は、1,100~1,200℃だそうです。
当然ながら、作物によって温度差はありますが、「積算温度」は私たち人間にも適用できると思っております。
人間に適用する「積算温度」とは、摂氏や華氏で示される数値でなく、何かに挑戦したときの失敗や努力した汗の量、涙を流した回数の経験値で示されるものであり、この経験値で示される一定の「積算温度」は人間にも当てはまると思っております。
私事ですが、58才から書道を習って13年目になります。
習い始めの頃、思うように書くことができなくて、何枚も何枚も半紙を使うこととなりました。
その度に、自分に対しての未熟さや悔しさがわき上がってきていたものです。
ところが、人間にも「積算温度」があると認識した後は、たとえ上手く書けなくとも、この失敗が「積算温度」なのだと思えるようになり、前のように情けなさや悔しさがわいてこなくなりました。