一瞬一瞬を生きる
2026年7月20日
私が、「分からない、分からない」とグダグダ言っていると、先生は拳でテーブルをドーンと叩いて、「今のが聞こえたかね?」とおっしゃるんです。そして「この拳の音は過去にも未来にも二度と同じものがない。その二度とない拳の音が今聞こえたか」と教えるんです。
つまり、一瞬一瞬が新たなりで、過去も未来もすべてこの一瞬の中にある。
私も、今年73才となります。
父親が60代で他界したこともあり、ふと、死を考えることもありますが、死を意識して生きている人は、今を生きていないと言われます。
そして、「明日こそ幸せになるぞ」と言って、明日のことばかりを考えているうちに人生を終えてしまうそうです。
親鸞聖人の詠まれた歌に
「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」とありますが、明日の命は誰も保証してくれません。
まさに、一瞬一瞬を大切に生きていくことこそが、自分の人生を生きるということではないでしょうか。








