WEB町長室

プレハブ介護

2026年8月31日

高齢化が進んできたこともあって、本町にも独居老人の方々が増えてきておりますが、都会に住んでいる子どもたちにとって、親を一人暮らしさせることは心配の種であります。

そのため、都会に呼び寄せて一時は同居しようとしますが、大概の親は、隣近所に話し相手もいないことを理由に帰ってきてしまいます。

また、子どもたちが共稼ぎの家庭が多いために、家から出ないようにと言われるので、まるで牢にいるようなものだと言う人もいました。

笑い話ですが、子ども夫婦が高齢の親と同居した際、家族の人数を尋ねられると、ペットは家族の一員として数えられるが、じいちゃんばあちゃんは入っていないそうです。

私も高齢者の仲間入りをしており、近い将来、介護されるという現実が待ち受けておりますが、次のような事例も他人事ではありません。

自宅介護になったおばあちゃんを、家の中ではなくわざわざ庭にプレハブを建てて住まわせた家族がいました。
要は、隔離したわけです。
おばあちゃんが亡くなった一周忌の際に、プレハブを壊そうという話が出たけれど、中学三年生の孫が壊すことに反対した。
「お父さんとお母さんの時のためにとっておくよ」って。

「子どもは叱るな、来た道だから。年寄りは笑うな、行く道だから」