WEB町長室

出ない杭は錆びる

2026年10月23日

日本人は、横並び意識の強い人種だと言われ、他人と同じことをしていないと安心できないようです。
そのため、少しでもみんなと違う行動をとると、即「村八分」になります。

「村八分」とは相当古い言い回しですが、今の言葉で表現すると「いじめ」です。

私も職員時代、そのようなことを感じたことがあります。

前例のないことに挑戦すると、同僚の目線が「お前だけ目立つようなことをしない方がいいぞ」と言っているように感じられました。
直接、先輩から言われたこともありました。

そうすると、役場の中で浮いたような立場になるわけでありますが、絶対にめげませんでした。

世界で初めて痛くない注射針を作った、岡野工業の代表である岡野雅行氏の言葉です。

狩猟民族は、みんなと違うことをしないと獲物はとれない。
みんなが獲物をとったところに、あとからノコノコ出て行っても、もう獲物はないんだから。
俺は、人と違うことをするね。
第一、人と同じことをしたって、つまらない。

浮いた存在になるくらいじゃないと、何もできないよ。
みんなと同じことを言っていてもだめだ。
浮いているからこそ、何でもできるんだ。
浮いているというのは、ある種の感性を持っているということだからね。

ことわざに「出る杭は打たれる」とありますが、「出ない杭は錆びる」とも言います。
市町村にとって非常に厳しい時代。
これを乗り切るには、職員一人ひとりの意識変革が必要であり、職員には、打たれることを恐れないで、積極的に出る杭になって欲しいと願っています。