WEB町長室

まだまだ抜けきらないお上意識

2007年7月2日

漁業のことで道庁へ要請に行った際、担当課長は何とか私たちの意に沿うように配慮をしてくれると言ってくれたにもかかわらず、部下である職員の方は、前例がないから無理だという旨でありました。
その時に一緒に行った関係者が、「道庁も国の役人のように規制することだけを考えているのか!」と憤慨していたことが印象に残っております。
それと同じく、桧山支庁にイカゴロを餌として海に投与するという申請をした際、水産担当課は推進する旨を示してくれたものの、環境担当課は承認できないということで協議が難航しておりました。
私は、このまま静観していてもらちが明かないと思いましたので、直接、担当部長に抗議の電話をしたところ間もなく許可されましたが、それでも2年の歳月を要しました。
今、地方分権により都道府県も市町村も同じレベルであるといわれております。
しかしながら、まだまだ道庁職員は市町村に対する上級官庁意識があり、未だに規制をする役所の気質が抜けきれない部分もあるようです。
このことをある町民に話したら、「役場と同じだね」と言われがっくりしたことがありますが、やはり、どこに目線を合わせるかであります。