WEB町長室

現場に顔を出す

2025年4月21日

私は、町内で火事が発生した際、就寝中であっても必ず火災現場に急行します。
私が現場に行って消火活動をするわけではありませんが、現場で頑張っている非常勤の消防団員に、町のトップである私が顔を出すことに意義があります。

大概の現場は、悪天候のなかでの消火活動が多いわけであります。

そこで私は、消火活動している団員の人たちに「大変だろうけど頼むぞ。君たちが命を懸けてくれているからみんな安心して暮らすことができるんだよ。私も最後までここにいて見ているからな」という趣旨のことを伝えますが、たったそれだけのことでも、団員たちは喜んでくれているように感じております。

ある12月の猛吹雪の日に火事が発生し、当然ながら私も現場に駆けつけました。
吹雪に加えて、気温がマイナスということもあり、見ているだけでも寒くて大変なのに、消火活動をしている団員は、誰一人嫌な顔をするわけでなく生き生きと走り回っておりました。

その日もただ茫然と見ていただけでありましたが、生き生きと走り回っている団員の姿に、ただただ感動した記憶があります。