種を残す
2023年10月16日
晩秋の季節となりました。これから山々は、紅葉により一年で一番鮮やかな色合いを醸しだし、見る者の目を楽しませてくれます。
花が春を過ぎ枯れゆくときは、植木屋の名人でもどうすることもできなく、花屋ができることは、来春のために種を残すことであると言います。
まさに、どのような時代であろうと自然の摂理に学ぶことは大切なことであり、自然の四季を自分に置き換えてみることも大切なことだと思っております。
とくに会社経営においては、種を残すということが最重要課題でありますが、後継者がいなく会社を存続させることができないという実例をたくさん見聞きしております。
私も、町長という役職について6期目でありますので、人ごとではありません。
私とすれば、今現在、四季に当てはめると秋だと思っておりますが、傍から見ると冬になっているかもしれません。
ヒョッとすると、種を残す時機を逸してしまっていると思われているかもれませんが、継ぐことの重要性は強く認識しております。